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越境ECとは?初心者向けにわかりやすく解説!考え方のポイントも

 

「越境EC」という言葉を耳にしたことはありますか?
インターネットの普及とともに、世界中の消費者に商品を届ける手段として注目を集めています。

 

しかし、「そもそも越境ECとは何か?」と疑問に感じている方も多いでしょう。
本記事では、越境ECの基本的な定義や始めるためのステップ、メリットとデメリットについて、初心者の方でもわかりやすく解説します。これから越境ECを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

1. 越境ECとは?

越境ECとは、国境を越えてインターネットを通じて商品やサービスを販売することを指します。具体的には、日本の企業が自国以外の消費者に向けてオンラインで商品を売ることや、逆に海外の企業から日本の消費者が商品を購入することが含まれます。

近年、インターネットの普及や物流の発展により、越境EC市場は急速に拡大しています。

 

 

2. なぜ越境ECが注目されているのか?

越境ECが注目される理由は多岐にわたりますが、主なポイントは以下の通りです。

  • グローバルな市場拡大:
    国内市場が成熟している中、インバウンド需要(訪日外国人旅行者)の様に海外市場に目を向けることで、新たな顧客を獲得できる可能性が高まります。

  • 低コストでの海外進出:
    従来の実店舗を持つ必要がなく、比較的低コストで海外展開が可能です。

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  • 24時間365日の販売:
    オンラインショップは営業時間の制約がなく、世界中のどこからでもアクセス可能です。
    時差の影響を最小限にして、日本から海外へ販売できます。

 

 

3. 越境ECを始めるための基本ステップ

初心者でも越境ECを始めるための基本ステップを以下にまとめました。

  1. 市場調査:
    どの国の市場が自社の商品に適しているかを調査します。Amazonなどの検索を利用し、現地の需要の量と比較競合性を確認することが重要です。

  2. 法律・規制の確認:
    各国ごとに異なる法律や規制を確認し、遵守する必要があります。特に輸出入など販売に関わる規制には注意が必要です。

  3. 販売プラットフォームの選定:
    AmazonやeBayなどのマーケットプレイスに出店するか、自社サイトを立ち上げるかを決定します。Amazonで出店できる場合は、販売しやすいAmazonを検討しましょう。

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  4. 決済方法の設定:
    各国で使用されている決済方法に対応する必要があります。クレジットカード、PayPal、現地通貨での支払いなどに対応しましょう。

    USDなど外貨を受け取る場合は、Payoneer などのサービスを利用します。

  5. 物流・配送の準備:
    国際物流の手配や関税・税金の対応を事前に整えます。信頼できる配送業者を選ぶことが鍵です。

 

 

4. 越境ECのメリットとデメリット

 

越境ECには多くのメリットがありますが、同時にいくつかのデメリットも存在します。
それぞれを理解しておくことが成功への第一歩です。

メリット
  • 新規市場の開拓: 海外の消費者にリーチできるため、売上の増加が期待できます。
  • ブランドのグローバル化: 世界中でブランドの認知度を高めることができます。
  • 多様な顧客層の獲得: 海外の多様なニーズに応えることで、顧客層の幅を広げることができます。
デメリット
  • 物流コストの増加: 国際配送のコストがかさむことがあります。
  • 言語や文化の壁: 言語の違いや文化的な習慣の違いが、販売の障害になることもあります。
  • 規制や関税の複雑さ: 輸出入に関わる規制や関税の対応が複雑になる場合があります。

 

 

5. 越境ECの成功に向けたポイント

越境ECを成功させるためには、いくつか注意すべきことがあります。
弊社の経験を元に3つのポイントを解説いたします。

  • 現地のニーズに応じた商品展開:
    自社商品をそのまま海外へ持っていこうとすると失敗することがあります。
    なぜかというと国により文化や趣味嗜好が違うからです。

    グローバルビジネスとよく言われますが、結局はローカルビジネスになりますので、進出する国の文化や趣味嗜好に合わせた商品ラインナップが求められます。

  • 比較競合性を確認して参入する:
    「Amazonでレビューが多い」など需要が確認できたとしても、競合の量が多ければ注意が必要です。例えば、アメリカ市場は日本市場に比べて巨大です。

    競争はより激しく、アメリカ企業だけでなく中国や南米セラーとの競争も起こります。独占的な商品であれば参入余地がありますが、参入障壁が低い商品は注意しましょう。

  • 英語は多少できる方がいい:
    販売やカスタマーサポートに英語が必要なのはもちろんですが、忘れてはいけないのはプラットフォームや公的機関、物流関係のやり取りです。

    特にAmazonなどのプラットフォームとのやり取りには、言語以上の苦戦を強いられます。また、法律関係・税関係の手続きをする際にも英語などが必要になってきます。

 

 

まとめ

越境ECは、企業にとって新たな成長機会を提供する手段です。
基本的なステップを踏み、メリットとデメリットを理解した上で、しっかりとした準備を行うことで成功の確率を高めることができます。初心者の方も、この記事を参考に越境ECへの第一歩を踏み出してみてください。



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